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老子と気を人生にいかす本とりそろえました

老子の生き方「タオイズム」と、タオイズムを実践する方法「気のトレーニング」の専門書店『早島BOOK SHOP』のブログです。

美はまた醜なり 【定本・老子道徳経の読み方 第二章より】

 こんにちは、
TAOのの本専門店、早島ブックショップです。

 

 

定本・老子道徳経の読み方」を読んでいます。
今回は、二章です。


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老子道徳経 二章 原文

 

 

天下みな美の美たるを知る、これ悪のみ。
みな善の善を知る、斯れ不善のみ。

故に有と無と相い生じ、難と易と相成り、長と短と相い形れ、
高下相傾き、音声相和し、前後相随う。
是を以て聖人は、無為の事に処し、不言の教えを行う。

万物作りて辞せず。生じて有さず。為して恃まず。
功成りて居らず。それ唯居らず。是を以って去らず。

 

 美はまた醜なり

 

『人間の認識が常に相対的なものであると説き・・・』
からはじまっている「定本・老子道徳経の読み方」の二章ですが、



相対的なものの、例として
『美』と『醜』をあげて説明しています。

 

 

美があるから、醜があって
醜があるから、美がある・・・



これまた、禅問答のような感じではありますが
簡単にわたしの解釈ですと、

 

 

村一番のかわいい子だって、
芸能人の中に入れば、さほどでもなかったり

 

 

学校一の俊足だって
オリンピックの強化選手の中に入れば、大したことなかったり

 

 

モデルのそばに立つから、
足の短さが、際立ちますし、

 

 

100点の子がいるから
80点がまあまあに感じる。

 

 

ですが、この比較。
『今』だけじゃないのだそうです。



時代や、そのシーンごとにおいて
それも変化していく。

 


よく、著者の早島天來が
『短所はなくさなくていい、短所の裏返しが長所だから』
と、話していました。

 


例えば、神経質だと言われている人。

 

 

神経質という表現は、短所ですが
繊細、気がきく、キチンとしている。



時と場合によっては、
迷惑な短所にもなるし、役立つ長所にもなる。



だから、自分の短所のいかしかたを
考えれば、よいのだなーと、とても安心したものです。

 

 

だから、何かと比べて
がっかりしたり、得意げになったりするのではなく

 

 

もっともっと大きなところを見ていける、広い視野を持ちたいなと、
この「定本・老子道徳経の読み方」の二章では感じました。

 

 

nihondokan.co.jp