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『定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫』 もくじ
『室町時代』の ご紹介をいたします。
東洋医学を積極的に吸収し、
多くの先人たちが努力を積み重ね、
独自の発展を遂げてきた、
日本の漢方医学は「皇漢医学」と呼ばれる。
長い歴史の中で研鑽がなされてきた、
中国と日本の医学に関して、
内外の膨大な文献を収集し、読破したうえ、
心と体の健康法である「導引」を大きな柱とし、
多数の図版も添えて、
世界的な視野から具体的に解説した幻の名著を、
このたび定本として刊行。
≪室町時代≫ 一三三五年(建武二年)~一五六六年(永禄九年) 『定本・東洋医学通史 ≪漢方・針灸・導引医学の史的考察≫』もくじ
- 危亦林の『世医得効方』二〇巻刊行される
- 北畠親房『識原抄』を著す
- 朱震享が没した。著書『丹渓心法』『格致余論』などがある
- 汪汝懋が『山居四要』を編述、僧有隣が『福田方』を著した
- 明石(あかし)覚一が没した。朝廷より紫衣を賜わり、これより後、総検校は紫衣を着用したという
- 竹田昌慶は、明より医家の秘書および銅人形を持ち帰る
- 明の太祖、洪武一二年、寧獻王『活人心法』三巻を編述する
- 『八段錦(はちだんきん)導引法』解説
- 『蝦蟇(ガマ)行気法』解説
- 竹田昭慶が『延寿類要』を著した
- 一条兼良『尺素往来』を著す
- 僧三喜が明より方書を持ち帰る。わが国の李朱医学の開祖であり、その門に曲直瀬道三(まなせどうざん)がいる
- 吉田宗桂が『聖済総録』二〇二巻(宋の政和年間に申甫、王希逸らによる勅撰)を明の世宗より贈られる
- 『婆羅門(バラモン)導引十二法』解説
- 『擦湧泉穴説』解説
- 『擦腎?穴法』解説
- 曲直瀬道三、京都で朱李医学を唱える、世間はこれを称して医学中興の祖とする
- 豊後の国守大友宗麟は府内に救済院を建て、ポルトガル人ルイ・アルメイダを治療主任とした。これを西洋医術伝来の始まりとする
- 明の嘉靖三六年、徐春甫が『古今医統』百巻を著した
- 『導引約法十六勢』解説
- 吉田意休が明より帰国し、針術を普及した。これを吉田流針術の祖とする
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