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「人の道」と「天の道」 【定本・老子道徳経の読み方 第一章より】

 こんにちは、
TAOのの本専門店、早島ブックショップです。

 

 

定本・老子道徳経の読み方」を読んでいます。

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老子道徳経 一章 原文

道の道とすべきは常の道にあらず。
名の名とすべきは常の名にあらず。

無名は天地の始め、有名は万物の母なり。

故に常に無はもってその妙を観 (み)んと欲し、
常に有はもってその徼(きょう)を観んと欲す。

この両者は同出にして名を異にす。
同じく之を玄と謂(い)う。玄のまた玄衆妙の門なり。

 

 

正直言いまして、原文だけですと
なぞかけや、禅問答のように感じてしまい、あまり頭に入ってきません。

 

 

以前一度、他の方の著書も読んでみようと思い、
詩のような内容に~~という、うたいもんくに、読みやすいかも?と思い、



老子道徳経を一度英語訳したもので
更に、日本語に訳した書物を読んだことがあるのですが



まさに、禅問答でした。


中国語を英語に訳し、それを日本語に・・・
もしかしたら、それを表現する言葉自体が、なかったのかもしれないですね。

 

 

「人の道」と「天の道」

 

老子道徳経の第一章には、
読むにあたって一番大事な、「道」の事が集約されていると



早島天來の 「定本・老子道徳経の読み方」では始まっています。

 


この章での「道」の意味の解釈
かかっているのだそうです。



確かに、普通現代において「道」といったら
道路とか?筋道とか、武士道、華道、


最近では野球道などという使い方をしますが
正確に言うと、これでは、ないのだそうです。


私は、ちょっと「武士道」に近いものかと思っていましたが
人間が作った規律は、違うのだそうです。



著者の早島天來が、よく口にしていた言葉は、



「平和な現代、戦争の時代で
真理はかわるんだぞ。いいか、真理は2つある」



若かりし日の私は、
正直よくわかりませんでしたが



「人の道」は、
時代や、置かれた立場によって様々に変化するけれど、

 

 

「天の道」は変わらない。
例えば、季節が、春から夏になって、秋がきて冬になるように



人が、生まれたら必ず死に向かって行くように
変わらないものなのだそうです。

 

 

もしかしたら、「定本・老子道徳経の読み方」を読んだら
「道」のイメージが、がらっとかわるかもしれません。

 

 

他にも、一瞬解釈を間違いがちな
「無」のことにも、ふれられています。

 

 「定本・老子道徳経の読み方」先が楽しみです。

 

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